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2024/04/27 12:45 |
馬頭観音様
先日「馬頭観音様」をうちの畑のクロ(隅)に置きたいんだけど…
というご依頼をいただきました。

昔から置いてあったのだけれども、頭の飾りが取れてしまって可哀そうで…
というご依頼でした。

そもそも、馬頭観音様ってよく聞きますが、何のためにお祀りしてるか
わかっていない罰当たりな私です。

まずは御姿…
頭に馬がいます。なるほどね。


正面からみると狐なのか犬なのかって感じですね←失礼


うん。髪の毛の中から出てきてる…立派な毛量してます。

そして、怒ってるのでしょうか…
観音様というと、柔和な表情を浮かべてらっしゃることが多いのですが…
この馬頭観音様は憤怒相をしてらっしゃいます。

日本では、この憤怒相の馬頭観音様が一般的ですが
柔和な表情をしていらっしゃる馬頭観音様もいらっしゃるようです。

また、密教では憤怒相の馬頭観音様を「馬頭明王」様として区別しているようです。
Wikipedea「馬頭観音」より

で、どうして馬頭観音様をお祀りするのか。
知りたいのはソコでした。

馬頭という名前から馬を連想するのは万人共通。
民間信仰では、この馬頭観音様は「馬の守護仏」として祀られます。

…畑のクロ(隅)に飾る…お馬さんの供養…
昔は馬車使ってたんだろうなぁ…なんて思いを馳せてみます。

また、馬のみならずあらゆる畜生類を救う観音ともされていて、
『六字経』を典拠とし、呪詛を鎮めて六道輪廻の衆生を救済するとも言われる
「六観音」においては、畜生道を化益する観音とされる。

Wikipedea「馬頭観音」より

なるほど。馬のみならず…ね

畜生道とは、動物のことをさします。
最近になって「ペットと一緒に眠れるお墓」というものが登場しています。

一昔前は「人間道」と「畜生道」生きている道が違うのだから同じところに入るのは…
と、そう皆さん考えていましたが、時代が変われば変わるものですね。
今では「家族同然」「どうしても一緒に」とういう声が多くなっています。

民間の霊園では、そのようなご要望にお応えできるところが増えています。
昔ほど「犬猫畜生」と嫌うお施主様も少なくなりました。

時代が人を変えるのか人が時代を変えるのか…
卵が先か鶏が先か…私的にはどっちが先でもいいですが笑

ご供養の心だけは変わらないように、後世に伝えていきたいですね。
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株式会社 イワサキ石材

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2018/06/10 15:22 | Comments(0) | スタッフブログ

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